「一般的なセックスにも慣れてきて、なんだか少しマンネリを感じる。」「もっと新たな世界に触れたい!」等という考えが浮かんだ貴女。ちょっぴりアブノーマルなSMプレイに興味はありませんか? 日常生活でもなんとなく耳にしているであろうSMという言葉。貴女はS?M?なんて質問をされた事がある人も居るかもしれません。それでも本格的なSMプレイとなると痛そう、怖い、というイメージが先行する人が多いと思います。 しかしSMの気質は必ずどちらか持っているとされています。貴女と特別遠い世界の事という訳ではないんです。ここでは ・意外と身近なSMプレイ ・すぐにできるソフトSM5選 ・道具を使った本格SM5選 にわけてSMの世界へ足を踏み入れるきっかけを作れればなと思います。SMは必ずしも性行為が必要な訳でもないので、上手く活用できれば精神的に満たされる事でしょう。貴女の性に関する知的好奇心を一緒に満たしていきましょう!

SMって何の略か知ってる?

そもそも、SMとは何の略だかご存じですか?Sはサディズム、加虐性向のこと。Mはマゾヒズム、被虐性向のことを言います。 そのためSMとは、サディズムとマゾヒズムの略で、加害性愛と被虐性愛の関係を指します。身体的に虐待したり、精神的な苦痛を与えたい人か、そうされたい人かという事ですね。

BDSMのうちの2つ

SMという言葉は正確には、BDSMという言葉の中に含まれるもの。性的嗜好の中で、嗜虐的性向をひとまとめにして表現された言葉です。 ざっくり言いますと、Bはボンテージ、捕らわれの身分のこと。Dはディシプリン、懲戒や体罰などのこと。そしてサディズムとマゾヒズムの4つで構成されています。 SMの由来はどちらも存在した人物の名で、世にSMを知らしめた偉人たち。SMプレイという言葉は有名ですが、実は主人の役割を演じる方と奴隷の役割を演じる方に分かれて、双方合意のもとに行う性行為の事を言います。 主人役(S)はトップ、奴隷役(M)はボトムといい、BDSMにおけるBD部分でも同じ呼び名をするんです。非常に確立された世界ですよね。 https://en.wikipedia.org/wiki/BDSM

痛い=SMではない!

SMプレイと聞くと、多くの人がまず浮かぶのが痛そうというイメージ。しかしSM=ただ痛い事をするというのは大きな間違い!確かに、痛めつけたり痛めつけられたりして喜びを感じるというのもBDSMの特徴です。 しかしそれは双方の欲求に応えられている場合のみ。痛みを伴わない内容のプレイも沢山あります。SMプレイは両者の合意があって初めて成立するものですので、したくない事はしなくてもいいのです。 SMプレイを行う際に必ず気を付けて欲しいのが、セーフワードを設定する事。セーフワードとはいわゆる合言葉のことです。プレイ中、ボトムに何らかの異常が発生した場合は、中断の意思をトップに伝えなければなりませんよね。その際にあらかじめふたりで決めておいた合言葉がセーフワード。 最も一般的なセーフワードは、信号の色です。それらは覚えやすく、瞬時に口にする事ができるため世界中で使われています。赤が停止、黄色が減速、緑が継続になります。

The most common safewords are known as the traffic light system. They're easy to remember in the heat of the moment, and each colour communicates to your partner how you're feeling.

Everything you need to know about using safewords
あくまでもSMプレイとはトップとボトムの間に信頼関係がある事を前提としているので、ボトムがセーフワードを発した際はいついかなる時でも直ちに中断しなければいけません。その様に、安心安全に楽しむのがSMプレイなのです。

精神的な繋がりが大切

トップとボトムは互いに奉仕の心がないと成り立ちません。むしろトップは相手のして欲しい事、嫌な事をいち早く察する必要があるため気遣いが必要なほど。そのため実は、何かをしてあげたいという精神の強い人がトップに向いています。無鉄砲に責めるのはSMではなくただの自己中心的な性行為です。 SMプレイの主導権や、責任を握るのはトップの役目です。自分のしたい事だけしていては主従関係は結べませんので、相手が何をされたいか?まで気を配れる人はトップに向いているでしょう。反対に、相手に何をして欲しいのか、何をされたくないのかと上手く発信できる人はボトムに向いているので、自分はどちらなのかを考える参考にしてみてくださいね。

Depending on the dynamics of the relationship, the enactment of any kind of BDSM activity is essentially a continuous dialogue between the participants, both verbal and non-verbal, and the better the communication, the better the sex. This dialogue is incredibly important because, at the risk of over generalizing here, the emotions wrapped up in a BDSM relationship are more intense and than those of a non-kink relationship.

The Importance of Trust In BDSM

意外と身近なSMプレイ

ここまでお読み頂き、普段のセックスにも通ずるところがあると思いませんでしたか?相手が何をして欲しいのか、何をされたら嫌なのか。そしてこうしてあげたい、と思う心など。わたしたちはやんわりとでも日頃から、無意識にSMの役割を決めているのです。 かと言って、厳密にどちらかを決める必要はありません。プレイ内容によって変えても良いですし、気分で入れ替わってもいいでしょう。まずは意外と身近な世界なんだなという事が理解できればOKです。

すぐにできるソフトSM5選

SMプレイは特別な道具がなくても、身近にあるもので行う事ができます。重複しますがSMプレイは精神的に満たされる事を目的としたプレイです。興味はあるけれど、いきなり敷居の高いものはちょっとという人に向け、家にあるものや道具を使わないソフトなSMプレイを紹介していきます。 仮で貴女がMという前提で話しますので、男女逆の場合は性別を置き換えて想像してみてください。

目隠し

目隠しは相手の視界をふさぎ、自分の動きにより相手を感じさせることができます。そのため相手に目隠しをしている方は征服感を味わえます。また、目隠しされている方も見えない分ひとつひとつの動きに敏感になるため、感度がばつぐんに上がります。 五感のうちの視覚がシャットアウトされるため、触覚が研ぎ澄まされるのです。どこを触られるかわからないハラハラ感はM気質のある人にぴったり。 まずは家の中にあるタオルをつかって目隠しプレイをしてみましょう。長めのバスタオルを目に当て、頭の後ろに回し結べばいいだけなので簡単。普段のセックスにもとりいれやすいので、SM初心者の人はまずここから試してみてください。

拘束

拘束は相手にされるがままの状態になれるため、M気質のある人にはたまらないでしょう。完全に自分の身を預け支配されている感覚を味わうことができます。そして拘束している方も、相手の自由を奪い無抵抗の状態が見れるため興奮します。 ネクタイなどを使って、手や足を縛られてみましょう。また、脚を広げた状態でベッドなどに括り付けるのもおすすめ。身動きがとれない状態で愛撫をされたりすると、M気質のある人は羞恥心から、いつもの何倍も感じることができますよ。

鏡を使う

鏡を使うのはお手軽かつ、これ以上ない羞恥を味わえるため精神的SMの度合いが高まります。その瞬間に、主従関係が明らかになるのも特徴。 鏡の前で脱がされたり、舐められたり、セックスしたりをしてみてください。自分がされている状態を客観的にみるという行為で、羞恥プレイ欲が満たされる事まちがいなし!

言葉責め

言葉責めは何も道具が要らないのに、相手を精神的に辱められるのでSとMがはっきりわかれているカップルにおすすめ。もしかしたら日ごろから取り入れている人も居るかもしれませんね。 相手に少しののしってもらったり、自分の状況を実況してもらったりしてください。辱めを与えられることにより、お互いの興奮度合いが上がります。

焦らし

焦らしプレイも立派なソフトSMの一種です!触ってほしい肝心なところの周囲ばかりを責められたり、イキそうな直前で止められたり、挿入ギリギリで寸止めされたりなど。 お預けを食らえばくらうほど気持ちがいいと感じる事ができるなら、貴女はもう立派なMかもしれません。逆に焦らしてやりたいという気持ちが少しでも芽生えたらSにもなり得るでしょう。

ソフトじゃ足りない貴女へ

ここまで読んで、ムズムズしてきたなという貴女はもう完全にSM脳です!ソフトSMだけで満足せず、ちょっぴり本格的なSMの道具に手を出してみませんか? ソフトSMで紹介したプレイ内容と類似したものでも、代用品か本格的なアイテムなのかで視覚的な興奮がまるで変わります。精神的に満たされる事が目的であるSMプレイにおいて、ビジュアルがいかに重要かはおわかり頂けますよね?

道具を使った本格SM5選

ここからは道具を使ったほんの少し本格的なSMプレイについて紹介していきます。比較的メジャーであり、手に入れやすいものとして ・ロープ ・ニップルグッズ ・鞭 ・ギャグボール ・手錠 があります。これらは痛みを感じるものではなく、精神的に辱めを与える、受けることができるアイテムなので、SMプレイ初心者でも取り入れやすいでしょう。

ロープ

ロープは本格的に拘束プレイを楽しみたいカップルにおすすめです。縛り方には幾通りの種類があるため深掘りすればするほどハマってしまう人が多いです。 もしも不器用で結べない、という人は元々拘束される形になっている拘束具や、跡が付かないテープで留める事ができる簡易的なボンテージロープもありますので、どうぞ見てみて下さいね。

ニップルグッズ

ニップルグッズは主に乳首を重点的に責めたい、責められたいという願望を持つカップルにおすすめ。また、視覚的にも興奮できるものが多いので持っておいて損はありません。 多少の痛みは伴いますので、それに興奮出来る人がいいでしょう。特に乳首を圧で吸い上げて肥大化させるニップルポンプは、乳首の開発にも大いに役立つため一石二鳥です。

鞭というと、急に敷居が上がった感じがしますよね。しかしここで紹介するにはバラ鞭という痛みが分散されるタイプ。一本鞭だと一点に衝撃が集まりますので強い痛みを感じますが、バラ鞭で軽く叩かれる分にはむしろ気持ちいいと感じる人が多いのではないでしょうか? 新たな性癖を知るためにも、挑戦してみてもいいかもしれませんね。まずはお尻を叩かれる事から始めましょう。 Buy Spankers in India

ギャグボール

ギャグボールとは別名口枷と言い、口を拘束するグッズになります。よく女王様と奴隷なんていう典型的なシーンで、奴隷の口が閉じない様に丸いボールを咥えさせられているシーンがありませんか?もし浮かぶなら、まさしくそのことです。 ギャグボールはただ口に挟むだけというお手軽さのある一方で、かなり恥ずかしい見た目になります。口が閉じられないため涎は垂れ流しになりますし、そもそも大口を開いている状態なので顔の状態に恥ずかしいと感じる人が多いでしょう。 しかしまさしくその状態こそがSMなのです。辱めを受けたい、羞恥プレイに興味があるといった人には簡単で非常におすすめなアイテムになります。 Buy SM Gag ball in India

手錠

手錠は両手が不自由になる上、視覚的にかなり興奮へ繋がるアイテム。昨今だと可愛らしいピンクや装飾のついたものも多いので、相手の好みに合わせて選ぶことができます。そして代用品と違って外れてしまうという事がないので緊張感も変わります。 また、手錠は他のアイテムとの併用も可能なため万能です。手錠をそのままベッドに括りつけても良し。手錠で拘束されている間に上記のニップルグッズや鞭で刺激されるも良し。+αに役立ちますので、ひとつは持っていて損のないアイテムです。 Buy Handcuffs in India

まとめ

いかがでしたでしょうか。SMに興味はあったけど、手が出せなかったという人はこの機会にSMグッズにチャレンジしてみて欲しいです。踏み出した先にはそこには新しい世界が待ってます! また、今まで興味がなかったけれど少し興味が湧いた、という人はどうかソフトSMから試してみてくださいね。自分の隠れた性癖に出会える事でしょう。 SMプレイは正しく行えば安全で、精神的に満たされる行為。カップルで行えばふたりの絆も深まります。よりよいセックスライフを送るため、是非この知識を有効活用していってくださいね。