セックスが健康に良いことはご存知ですか?セックスでオルガズムを感じると、血流が良くなり様々な健康効果をもたらします。また、オルガズムと同時に分泌されるホルモンが美肌に影響を与えたり、メンタル面に良い影響を与えることも。今回はそんなセックスがもたらす健康効果に注目して、『セックスが健康に良い理由』を10個ご紹介します。
- セックスでどのように健康になれるのか知りたい
- セックスがもたらす健康効果は根拠があるのか知りたい
- パートナーをセックスに積極的にさせる理由が欲しい
などといった要望をお持ちの方はぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
セックスは健康に良いって本当?
セックスは健康に良い、と言われているのを耳にしたことがある人は多いでしょう。セックスが健康に良いとされる理由として、直接的に影響するのは次の3つの理由です。
- 適度な運動になるから
- 血流が改善されるから
- ホルモンが分泌されるから
これらの作用はセックスだけでなくその他の行動でも得られることではありますが、副産物として得られるならそれに越したことはありませんね。
セックスの健康効果は医学的にも証明されている
上記で挙げたセックスの健康効果については、医学的にも証明されているものがほとんどです。特に今回紹介するものは全て医学的に根拠のあるものばかり。根拠がないものについて信用し難いというのは人間として正しい心理です。
セックスが健康に良い理由10選
それでは早速、セックスが健康に良いと言われる理由を10個見ていきましょう!忙しいビジネスマンもセックスの健康効果を享受できれば、効率的にヘルスケアできること間違いなし?
1.オルガズムを感じることで体の免疫力を高める
セックスをすることでオルガズムを感じると、体の免疫力を高めることができます。これは国際保健機関(WHO)も明言していて、年間140回以上のオルガズムを体験すると身体の新陳代謝が高まって下免疫力が高まり、風邪をひきづらい体になるからです。
ちなみに、世界的なセックスの頻度は平均週に3回程度と言われています。年齢や婚姻期間、パートナーとお付き合いしている期間にもよりますが、目安としてこれより少なければセックスの回数が少ない、多ければ平均よりもたくさんセックスしていると考えて良いでしょう。
2.自律神経を整える
セックスと自律神経の関係は密接に関わっていると言われています。通常、人間は副交感神経が優位になっている時はリラックスして、交感神経が優位になっている時は興奮しています。そのため、セックスの最中は交感神経が優位になっていて興奮状態になっています。
セックスはこの交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにしてくれる働きがあるのです。そのため、適度なセックスは自律神経を整える作用があります。
3.ストレス解消になる
セックスはストレス解消にもつながります。心を許している相手とハグするとこでストレスの三分の一は解消されると言われていますが、更にキスをすることでもう三分の一が解消されるのです。これは抱えているストレスの6割を解消できていることになります。
現代に生きる人たちは常々ストレスを抱えやすいものです。そのため、心身ともに健康に生きるにはどこかでストレス解消が必要。しかし、なかなかストレス解除の時間を確保しにくいところもまた事実。そこで、セックスタイムを活用するのです。
大好きな相手と仲を深めることができ、かつストレス解消になるなんて利用しない手はありません。
4.血流が良くなる
セックスをすると全身の血の巡りが良くなり、血液の循環を手助けしてくれます。人間の体は血流が良くなると良いことがたくさん。代謝が促されて若返り効果があったり、美容にもつながります。
また、血液を全身に行き届かせるためにエネルギーを使うのでカロリー消費にもなります。1回のセックスで消費するカロリーはおおよそ200kcal程度と言われており、これは型手にクッキーを数枚載せたくらいです。200kcalを運動で消費しようのするとかなり大変なので、ダイエットを日頃から考えている人にはとても嬉しい効果です。
5.前立腺がんリスクの低下
適度にセックスするということは男性の場合適度に射精することになるので、前立腺がんのリスクが低下すると言われています。また、つくられる精子の質も向上します。
前立腺は男性にしかない器官で、精子を作ったり、保護したりする役割があります。通常男性の精子は絶えず作っては排出され、を繰り返します。しかし、排出する機会がないと男性の体は精子を作るのを止め、排出をさぼってしまいます。そうすると、前立腺に古い精子が溜まってしまうのです。
この古い精子は少なからず前立腺の健康状態に影響します。前立腺がんのリスクを減らすためにも、男性は積極的に射精すべきなのです。
6.脳の機能が向上する
セックスが脳の働きに影響することはご存知でしたか。2010年にラットを使った実験で、セックスと脳の関係性を調べる研究が行われたそうです。その研究にはラットが利用され、セックス(交尾)したときの脳波の出方などを調べたものでした。
実験の中で、ラットはセックスを始めてまもなくオスメス両方とも海馬に影響するしたそうです。交尾を終えた後のラットを調べたら、なんと脳のニューロン(神経細胞)が増加したではありませんか。
海馬とは記憶を司る場所で、脳の中で唯一細胞を増やせる場所のことですが、海馬の細胞が増えればそれだけ記憶力が向上するのです。
今回はラットの実験ですが、おそらく人間にも似たような働きがあるでしょう。アルツハイマー予防にセックスが効果的と言われている実験結果もあるのです。
7.心臓病の予防につながる
一見健康に見える成人を突然の死に追いやる心臓疾患。それをセックスで予防することができたら、それはどんなに良いでしょうか。実は、セックスで心臓病を予防することは可能です。セックスは運動行為で血圧を上げるので、心臓病とあまり良い相性だとは思えません。しかし、正しいセックスなら血圧を下げる効果があるのです。
セックスは一時的に血圧が上がります。しかし、その後は良質な睡眠をとるためのホルモンが分泌されるので夜間ぐっすり眠ることができ、総合的に血圧が下がっていくのです。
しかし、ここで言う正しいセックスとは刺激が強すぎないもののことを指します。刺激が強すぎるセックス(例えば不倫や若すぎる相手とのセックス)は心臓病につながる恐れがありますので注意しましょう。
8.メンタル面が安定する
セックスはメンタルの不調を改善し、安定させる効果があります。セックスをするとセロトニンと呼ばれる愛情ホルモンが分泌されますが、これは心身をリラックスさせ、幸福感で満たす働きがあるのです。
また、セックスは究極のコミュニケ―ションでもあります。相手を受け入れ、受け入れられることでオキシトシンと呼ばれる愛情ホルモンが分泌され、不安を解消したり精神的に安定させる働きがあります。
9.アンチエイジング効果
女性に朗報です。セックスにはなんとアンチエイジング効果もあるのです。年々増えていくしわや乾燥が気になる肌など、女性には気になることがたくさんあるでしょう。そういったもろもろの悩みをセックスで解消できるなんて素敵だと思いませんか。
セックスがアンチエイジングに有効な理由として、オルガズムを感じた際に分泌されるDHEAと呼ばれるホルモンの分泌が増えるからです。このホルモンはステロイドホルモンの一種で、細胞の再生機能を向上し、免疫機能を活性化したり、ハリのある肌を保つ働きがあるのです。
通常、このDHEAは加齢にともなって減少していくものです。本来生き物としてそれが正しい姿であり、仕方のないことです。しかし、適度にセックスをすることでこのDHEAが増やせるのです。
10.快眠につながる
セックスは運動なので、セックスが終わった後は程良く疲労しています。そのため、心地よい睡眠を取りやすいので快眠につながります。また、セックスをしてオルガズムを感じるとオキシトシンと呼ばれる愛情ホルモンが分泌されますが、このオキシトシンには心を落ち着かせ、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールの働きを抑えて睡眠を促す効果があるのです。そのため、セックスは快眠につながります。
まとめ
いかがでしたか。今回だけでもざっと10の健康効果が挙げられるセックスは、ストレス社会に生きる現代人にはより欠かせないものとなるでしょう。普段忙しくてなかなかセックスの時間が取れないという人は、ぜひちょっと工夫してセックスの時間を確保するようにしてみてくださいね。