バイブレーターは女性がオルガズムを感じるのにうってつけのセックストイです!セックストイについてよく知らなくても、バイブレーターの存在を知っていると言う人は多いのでは?今回はそんなバイブレーターに注目して、女性がバイブレーターを使ってオナニーでオルガズムを感じる方法をご紹介します。
- クリトリスでオルガズムを感じてみたい
- バイブレーターの正しい使い方が知りたい
- どうやってオナニーしたら良いのかわからない
このような疑問をお持ちの方はぜひ今回の記事を最後までお読みください。疑問を解決して、正しいオルガズムに導く方法がわかるはずです。また、女性だけでなく、女性をオルガスムに導かせたい男性のお役にも立てると思います。
目次
バイブレーターとは?
バイブレーターとは、外装の中にモーターが入っていて、モーターが回転することにより振動するセックストイです。女性向けセックストイの中ではディルドに並びかなりポピュラーな部類に入り、人気を集めています。セックストイはそこそこ価格が張るものが多いですが、バイブレーターなら安価なものならRS 700くらいから購入することが可能です。そのため、セックストイ初心者が選ぶ玩具としても人気が高いのです。
女性がオナニーで使うことが多いですが、セックスでもよく使われます。男性が女性に向けて愛撫するときはもちろん、女性が男性に愛撫をする時にも使用することができます。
卵型をしているオーソドックスなバイブレーターから、女性が好みそうなマカロンや、口紅などといった小物を模して作られているバイブレーター、男性のペニスの形をしたディルド型バイブレーター、遠隔で操作することができるリモコン型のバイブレーターなど種類は様々です。また、振動だけでなく、ピストンしたり、スウィングしたりするタイプのバイブレーターもあります。
バイブレーターの発祥は『ヒステリーの治療』?
もともとバイブレーターの発祥は1950年代の欧米です。その頃、女性は性欲ないものだと思われていました。そのため、女性が性欲をもてあますことで起きる下腹部の重たい感じやイライラなどの心身の不調は『ヒステリー』として、病気扱いされていたのです。実に失礼な話です。そこで、ヒステリーの治療として使われていたのがバイブレーターです。
女性がヒステリーを発症すると治療のために医者にかかりました。その治療は主にクリトリスへの刺激でオルガズムに導くことでした。女性をオルガズムに導くことによってヒステリーを解消していたのです。その際、手や指だと疲れるということで導入されたのがバイブレーターの始まりでした。
どうしてバイブレーターでオルガズムを感じることができるの?
バイブレーターは、人間には到底かなわない速度で振動するので女性は簡単にオルガズムを感じることができるのです。振動回数が多いものだと1分間に何万回クラスのものもあり、とてもじゃないけど真似できるものではありません。そのため、どんなにテクニックが良い人でもバイブレーターにはかなわないのです。
しかし、女性がオルガズムを感じる際はテクニックだけが必要なのではありません。あくまで相手の男性との信頼関係があってこそ。そのため、一概にバイブレーターが一番良いとは言えないのです。
バイブレーターを使ってできること
バイブレーターを使うと、性感帯の開発をすることができます。クリトリスはかなり敏感な器官のため、ほとんど開発の必要がありません。しかし、膣内のGスポットなんかは開発をしなければいくら刺激してもまったくオルガズムを開発することができないのです。そんな性感帯の開発にひと役買ってくれるのがバイブレータです。バイブレーターはとても早い速度で何度も振動してくれるので、性感帯の開発も効率よく行うことが可能です。
また、バイブレーターはオナニーだけでなくセックスで使うこともできます。男性が女性へ愛撫する際に使用するのはもちろんのこと、女性が男性へ愛撫する際に使用することもできます。乳首や亀頭に当ててみると、フェラチオや挿入時とはまた違った快感を与えることができますよ。オナニー用にバイブレーターを持つのはもちろんのこと、パートナーとの仲を深めるためのセックストイとして持つこともおすすめです。
バイブレーターを使ってオナニーでオルガズムを感じる方法
それでは続いて、バイブレーターを使って実際にオナニーでオルガズムを感じる方法をご紹介します!ただ単にバイブレーターを性感帯に充てればいいんじゃないのって思ってしまうかもしれませんが、きちんと手順を守ることでオルガズムを感じやすくなるのでぜひチャレンジしてみてください。
大まかな流れは以下の通りです。
- 性的興奮を充分に高める
- クリトリス以外の場所から愛撫を始める
- クリトリスに当てていく
- 快感の波をそのまま受け入れよう
それでは、それぞれの方法を順番に解説していきます!
性的興奮を充分に高めよう
まずはバイブレーターを当てる前に性的興奮を十分に高める必要があります。バイブレーターは刺激がとても強いので、そのまま直接性感帯に当てたとしてもある程度は気持ち良いと思うかもしれません。しかし、性的興奮が十分に高まった状態で、体の感度を高めておくとよりオルガズムを感じやすくなるのです。
性的興奮を高める方法は、お気に入りのシチュエーションを妄想したり、ポルノビデオ見たり、小説や漫画を利用するのがオススメです。特にポルノビデオや小説、漫画は視覚から興奮に働きかけてくれるので、妄想などよりも早く性的興奮を高めることができるのです。充分に没頭できる状況を作っておくと良いでしょう。
他の部位から愛撫をしていこう
続いて、性的興奮が十分に高まってきたらクリトリス以外の場所から愛撫していきましょう。最初からクリトリスにバイブレーターを当ててしまうよりも、まずは乳首や乳房など、上半身から愛撫をしていくことをお勧めします。
十分に他の部位を愛撫してからクリトリスへの刺激に移ることで、より深い快感を得られるようになるのです。ちなみに、女性は連続して何度もオルガズムを感じることが可能です。男性が射精をしてオルガズムを感じると、不応期と呼ばれるいわゆる賢者タイムが訪れます。しかし、女性には不応期がないので、オルガズムを感じてから性的刺激を継続すると再度オルガズム感じることが可能です。
そのため、他の部位に愛撫をして、うっかりオルガズム感じてしまったら、クリトリスオルガズムを感じることができなくなってしまうのではないか?と心配することがあるかもしれませんが、こちらは気にしなくて大丈夫。安心して、様々な部位の愛撫をしてみてくださいね。
クリトリスに当てていこう
続いて、クリトリス以外の場所を十分に愛撫して、体の感度がさらに高まってきたら、いよいよバイブレーターをクリトリスに当てていきましょう。振動の強さが調節できるタイプのものなら、まずは1番弱い振動にしてそっとクリトリスに当てていきます。
クリトリスはとても敏感な部位なので、いきなり強い刺激を与えると痛みが出る可能性があります。振動が調節できないタイプのものなら、当てる角度や面積を調節してみてください。
バイブレーターのスイッチを入れたら、まずはそっと大陰唇から当てていきます。大陰唇の周りを沿わせるようにバイブレーターを当て、自分自身を焦らしてみましょう。そして、我慢できなくなったら再度クリトリスにバイブレーターを当ててみます。
快感をそのまま受け入れよう
クリトリスにバイブレーターを当てているうちに、快感の波が押し寄せてくるのがわかるかと思います。そしたら、同じ速度、強さで刺激を続けて、快感をそのまま受け入れてみましょう。
オルガズムを感じられない理由の1つとして、恥ずかしさや抵抗で快感の波を受け入れられないことが挙げられます。充分に快感を感じるためには余計な考え事を一切止め、バイブレーターのもたらす快感に集中することが大切です。
また、まれにクリトリスでオルガズムを感じることができない人もいます。性感帯と言うのは個人差が大きいものなので、すべての人に当てはまるものはありません。そのため、クリトリスにバイブレーターを当てていても快感を感じなかったり、むしろ痛みを感じるようであればバイブレータオナニーは中止をしましょう。
バイブレーターを使ってオナニーするときの注意点
続いて、バイブレーターを使ってオナニーをするときの注意点をご紹介します!バイブレーターを使うときに注意したいポイントは主に次の3つ。
- バイブレーターを強く当てすぎないように注意する
- バイブレーターを使いすぎないように注意する
- 防水のものが少ないので手入れに注意する
それぞれ詳しく解説していきましょう!
強く当てすぎないように注意しよう
再三になりますが、クリトリスはとても敏感な器官です。そのため、ちょっとでも強すぎる刺激を当てると、バイブレーターを当てた部位が腫れたり、思わぬ炎症を引き起こす可能性があります。バイブレーターを強く当てすぎないように注意する必要があります。
また、バイブレーターを慢性的に強く当てているとその刺激に慣れてしまって普通の刺激じゃ満足できなくなる可能性があります。そうなるパートナーの愛撫で満足できなくなったり、バイブレーターでしかオルガズムを感じることができなくなるので注意しましょう。
バイブレーターの使いすぎに注意しよう
また、バイブレーターの使いすぎには注意が必要です。バイブレータはとても刺激が強い玩具なので、クリトリスがバイブレーターの刺激に慣れてしまうと、実際のセックスでオルガズムを感じにくくなってしまいます。オナニーでオルガズムを感じる事はもちろん大切ですが、パートナーとのセックスで感じるオルガズムはもっと大切です。
バイブレーターをあまり頻繁に使うことを避け、指のオナニー等と組み合わせて使うように工夫すると良いでしょう。
防水のものが少ないので手入れに注意しよう
最後に、バイブレーターの手入れ方法についてです。バイブレーターは膣内に挿入することを想定とされていないものが多いので、多くのものは生活防水で完全防水ではありません(生活防水とは汗や雨など、少しの水がつくくらいなら大丈夫という意味です)。そのため、バイブレーターのお手入れをする際は水に浸したりしないように注意する必要があります。
デリケートな部分に使用するグッズのため、衛生面は気になることかと思います。できれば水でじゃぶじゃぶ洗えた方が嬉しいですよね。しかし、水に浸けてしまうと壊れてしまうものもあるので丸洗いしたい場合は完全防水か確認してから行う必要があります。また、丸洗いする際には必ず電池を抜いておくようにしましょう。
初めて使うならコチラ!おすすめのバイブレーター
続いて、初めてバイブレーターを使う人に向けて、管理人がぜひお勧めしたいバイブレーターを紹介します!「バイブレーターを使ってみたいけど、何から使っていいかわからない」、「種類がたくさんありすぎて、失敗しないバイブレーターを選びたい」と言う方は、次にご紹介するバイブレーターを選べばまず間違いはありません!
Classic Egg vibrators Black
Classic Egg vibrators Blackは、オーソドックスなタイプの卵形バイブレーターです。振動部分とリモコン部分が分かれていて、電池で駆動するシンプルなつくりです。スイッチのホールを回転させて振動の強さを調節させることができ、弱い振動から強い振動まで好きなように変えることが可能です。価格もRS700と手に入りやすいため、一番最初に購入するバイブレーターとして非常におすすめです。
Fing Vibe
Fing Vibeは指に装着して使うタイプのバイブレーターです。指に装着するので動かしやすく、その分オルガズムに集中することができるでしょう。バイブレーターを手に持って愛撫するよりもフレキシブルに動くので、より柔軟に気持ち良いポイントを刺激することができます。小さなボタン電池で駆動するので、指に装着しても大して電池の重さは気にならないでしょう。
本体が小さいので持ち歩きに適していて、自宅以外で使用したい場合にもおすすめです。例えばハネムーンで海外旅行に行く際、セックストイを飛行機内に持ち込もうとすると税関でNGが出る場合がほとんどです(X線に映るセックストイが怪しいのでしょうね)。しかし、このタイプのセックストイなら指サックで通るのではないでしょうか?
Dual Pink Vibe
Dual Pink Vibeは大きいバイブレーターと小さいバイブレーターが両方振動するタイプのバイブレーターです。そのため、大きい方をアナルや膣内に挿入してGスポットを刺激し、小さい方でクリトリスを刺激する…なんて使い方も可能。本体も66gと非常に軽いので、使用している際に手が疲れることもありません。
スイッチのタイプはClassic Egg vibrators Blackと同じでホールを回転させて強弱を調整するタイプです。そのため、好きな振動の強さに調節しやすいので初心者でも使いやすいバイブレーターです。
まとめ
いかがでしたか。今回は女性がバイブレーターを使ってオナニーをするときの正しい方法と、バイブレーターを使うときの注意点、さらに初めてバイブレーターを使う人にオススメの玩具を3つ紹介させていただきました。正しい使い方を守り、自分のオルガズムを追及してみてくださいね。
また、バイブレータはとても効率よく性感帯を刺激することができる玩具なので、性感帯の開発はもちろんのこと、パートナーとより良いセックスをするためにも使用することが可能です。ひとつ持っていても損をすることはないでしょう。他のセックストイと比べてかなり小型なので、隠し場所に困ることもありません。ポーチに入れておけばほぼ確実にバレることはありませんからね。
今まで指でオナニーしていた方はもちろんのこと、「もっと色々なオナニーを試してみたい」「セックスにバイブレーターを取り入れてみたい」という人も、ぜひバイブレーターを導入してみてはいかがでしょうか。