クリトリスってどこ?簡単な見つけ方と外イキするための3ステップを紹介

女性向け

女性の性感帯で代表的な部位であるクリトリス。しかし、意外と見つけられていない人も多いもの。クリトリスで感じるオルガズムをマスターすることができれば、セックスが楽しくなったりその次のステップである中イキもしやすくなるメリットも。今回はそんなクリトリスで感じるオルガズムに注目して、簡単に見つける方法と外イキするための3ステップを紹介します。

  • 外イキしたことがなく、感覚がわからない
  • クリトリスでイク感覚を身に着けたい
  • 女性のクリトリスはどこにあるの知りたい(男性の場合)

これらのお悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

クリトリスとは

クリトリスとは、女性の膣の入り口にある5~7㎜くらいの小さな突起です。たくさんの神経が集中していて、とても敏感な器官でもあります。男性のペニスの亀頭と同じように性的刺激を受けてオルガズムを感じる器官ですが、クリトリスの場合は快感を感じるためだけにある器官です。ペニスのように泌尿器や生殖器の役割はありません。男性にはクリトリスのように快感を感じるためだけにある器官はないので、まさに女性だけが持つ神秘の器官なのです。

通常は5~7㎜くらいの小さな突起ですが、人によって個人差があります。大きい人だと幼児のペニスくらいの大きさになることも。クリトリスの大きさがコンプレックスになることもありますが、男性の意見としては大きめのクリトリスを歓迎している人も多いので気にする必要はありません。また、実際に見えている部分は全体で10cmほどあるクリトリスのほんの一部だと考えられています。

クリトリスで感じるオルガズム

クリトリスはたくさんの神経が集結している器官なので、少しの刺激で敏感に感じることができます。また、刺激を続けることでオルガズムに到達することができるのです。クリトリスで感じるオルガズムは男性の射精に似ているものと言われています。電流が下半身に走ったような感覚で、クリトリスオルガズムを感じた後はスッキリした感覚になることでしょう。

中イキと外イキの違い

女性の性感帯はクリトリスの他にGスポットやポルチオが挙げられますが、Gスポットやポルチオで感じるオルガズム(以下中イキに統一します)とはまた違った快感です。中イキは余韻が強く残ってどちらかというとぼんやりした快感ですが、クリトリスで感じるオルガズムはシャキっと目が覚める感覚です。

ちなみに、外イキと中イキの難易度を示すならクリトリスオルガズム→Gスポットオルガズム→ポルチオオルガズムの順番に難易度が高くなっていきます。特にGスポットとポルチオはオルガズムを感じられるようになるまで訓練が必要(この訓練のことを開発と言います)。しかし、クリトリスで感じるオルガズムはほとんどの場合訓練は必要ありません。

先ほどクリトリスにはたくさんの神経が集結しているとお伝えしましたが、クリトリスは特に開発しなくても性的刺激を与えればある程度オルガズムを感じられるようになります。幼少期になんとなく触れていて、快感を感じることに気が付いてそのままオナニーをするようになった…という人も多いものです。

外イキをするメリット

女性として自分の体を理解し、外イキを経験したことはない女性が外イキを経験するメリットは下記の3つ。

  • 体の感度が高まるので中イキもしやすくなる
  • セックスが更に楽しくなる
  • 寝つきが良くなる

クリトリスオルガズムを感じることができるようになると、体の感度が高まるので刺激に対してより敏感になります。そのため、クリトリスオルガズムを感じた後は中イキもしやすくなります。中イキ開発したい時には意図的にクリトリスオルガズムを感じてから開発することもあるのです。

また、女性が感じるオルガズムの中で一番難易度が低いとはいえ、クリトリスオルガズムを感じることができればセックスが今よりもっと楽しくなることでしょう。オルガズムを感じられないセックスはなかなか積極的に行いたいと思わないものです。クリトリスオルガズムを感じられるようになって、セックスでもオルガズムを感じられるようになればパートナーの男性も嬉しく思うことでしょう。

更に、オナニーやセックスでクリトリスオルガズムを感じてから就寝すると寝つきも良くなります。オルガズムを感じることはほどほどに疲れるものです。適度な疲労を感じると心地よく眠りにつくことができるのです。

クリトリスの簡単な見つけ方

それでは続いて、クリトリスの簡単な見つけ方を紹介します!まだ自分でクリトリスを見つけたことがない人は、ぜひ見つけてみてください。自分の体について隅々まで知っておくことは非常に重要なことですよ。

クリトリスを自分で見つける時は、手に鏡を持っておくか姿見の前で行うと良いでしょう。鏡は無くてもかまいませんが、パートナーの男性に見られるものですから自分でどんなものか予め知っておくと良いでしょう。

まずは鏡の前に足を開いて座り、膣周辺を指で探っていきましょう。膣周辺はヒラヒラした皮で覆われていますが、これを指で掻き分けると膣の入り口上部に小さな突起が見つかるはずです。この突起が見つかったら、指で優しく触れてみましょう。

クリトリスはとても敏感な器官のため、触れると刺激を感じやすいのが特徴です。少し気持ち良いような、むず痒いような感覚を感じたらその突起がクリトリスです。

クリトリスがなかなか見つからない時は…

クリトリスはとても敏感な器官なので、通常包皮と呼ばれる皮に覆われていることもあります。そのため、なかなかクリトリスが見つからない時は包皮を探し出してあげて剥いてあげる必要があるのです。

包皮は陰毛が生えないのですぐにわかるでしょう。触った時に他の箇所よりも強く刺激を感じ、かつなんだかむずむずするような感覚になるはずです。これかな?と思ったら、皮を優しく剥いてみてください。クリトリスが見えてきます。

簡単!外イキするための3ステップ

それではクリトリスを見つけたところで、簡単に外イキするための3ステップを紹介します!クリトリスでオルガズムを感じたことがない人も、こちらの方法を試してみれば簡単にクリトリスオルガズムを感じることができるはず。ぜひ、この機会にチャレンジしてみてくださいね。

気分を充分に高める

クリトリスオルガズムを感じるためには、まず自分の気分を充分に高めていく必要があります。性的興奮が無い状態でクリトリスを触ってもなかなか快感を感じにくいもの。そのため、ポルノビデオやお気に入りのシチュエーションの妄想、漫画、小説など何でも良いので性的なものに触れて充分に気分を高めていきましょう。

この時、家族や同居人がいると安心してオナニーをすることができないと思いますので、事前の段取りと見られても大丈夫なように毛布を被って行うなどの準備もしておくと万全です。

クリトリスを刺激していく

性的刺激を受けて興奮が充分に高まってきたら、いよいよクリトリスを刺激していきましょう。クリトリスを触る時は最初は包皮の上からゆっくり刺激することをおすすめします。クリトリスは非常に敏感で痛みを感じやすい器官なので、優しく刺激することを心掛けてください。

トントンと指で優しくタップしてみたり、カリカリとつま先で刺激してみたりして刺激していきましょう。

気持ち良いと思う場所を刺激し続ける

クリトリスを刺激しているうちに、自分が気持ち良いと思う触り方や強さが、場所が見つかってくるはずです。そうしたら、気持ち良いと思える場所を集中して刺激していきましょう。クリトリスオルガズムを感じたい時は一定の強さ、速度で刺激し続けることが重要です。

気持ち良いと思う場所を刺激しているうちに、だんだんと昇りつめてくるような感覚を感じると思います。そうしたら、更に同じ動きで刺激を続けていきましょう。この時違和感を感じて刺激をやめてしまうと外イキできないので、続けることを意識してくださいね。

再度しばらく刺激しているうちに、下半身に電流が走るような快感を感じることができるでしょう。この感覚を覚えておくと、セックスの際や再度オナニーするときもスムーズです。

なかなか外イキできない時は…

クリトリスを刺激していてもなかなか外イキできない時もあるでしょう。そういったときは、バイブレーターを使用してみてください。バイブレーターとはモーターが内蔵されている手のひらサイズのセックストイですが、モーターが回転する振動で性器に刺激を与えることができます。

指で刺激するとどうしても刺激が少ないためなかなかオルガズムを感じられない人も、バイブレーターを使うとすぐにオルガズムを感じられるようになる…なんていうケースも多いもの。しばらく指でトライしてみて、もしどうしても外イキできなければバイブレーターを使ってみてくださいね。

しばらく指でトライした後でなくても、バイブレーターを使ってみたい人はぜひ初めから使ってみると良いでしょう。バイブレーターについてもっと詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

[女性向け]バイブレーターとは?女性の治療用だったって本当?目的や使い方を解説
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クリトリスを触る時の注意点

続いて、クリトリスに触る時の注意点をお伝えします。重複の説明になりますが、クリトリスはとても繊細で敏感な器官です。そのため、無理のある刺激をしてしまうと痛みを感じたり炎症を起こすことも。そうならないためにも、次の2点を守るようにしてください。

  • 最初は優しく刺激しよう
  • 手指は清潔に保つようにしよう

それぞれ順番に詳しく解説していきます!

最初は優しく刺激しよう

クリトリスを触る時は最初から強く刺激するのではなく、羽で触れるかのように優しく行うことをおすすめします。特にクリトリスオナニーに慣れていない時は、ついつい最初から強く触れてしまいがち。思わぬ怪我や痛みにつながったらテンションも下がってしまいます。そのため、まずは包皮の上から触れるか触れないかくらいでゆっくり触れていきましょう。

手指は清潔に

クリトリスに触れる際は手指を清潔に保ちましょう。不潔な状態でクリトリスに触れると、もし小さな傷があった場合そこから雑菌が入り込んで炎症を引き起こす可能性があります。デリケートゾーンの炎症はなかなか治りづらく煩わしいもの。オナニー前はしっかり手指を清潔にしてから行ってください。

バイブレーターなどのセックストイを使用する際も同様に清潔に保てるようお手入れをすることをおすすめします。

まとめ

女性の体の中で一番敏感な器官であるクリトリス。開発すれば次のステップである中イキに挑戦することもできます。まだクリトリス開発したことがない人はぜひ開発にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

その際は手指、玩具を必ず清潔にし、オナニーをするように心掛けましょう。そうそう、爪も短くカットしておいてくださいね。触る時も強すぎない刺激で触れていくことで怪我をすることなくオルガズムを感じることができるでしょう。