[ペニス増大]コックリングとは?使い方と種類を紹介

男性向け

コックリングはペニスをより大きく、硬くする効果があります。また、女性とのセックスをより充実したものにし、パートナーとあなたの満足度を上げてくれます。今回はそんなコックリングの目的や種類、選び方などを網羅して紹介しておりますので、「ペニスを大きくしたい」「コックリングを使ってみたい」「そもそもコックリングってどういうもの?」そんな疑問をお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。

コックリングとは?

コックリングとは男性のペニスに装着するセックストイで、リング状の形をしています。リング1本だけのものから2本、3本と連なったもの、バイブレーターやイボなどのギミックがついているものなど種類は様々ですが、いずれもペニスの増大や射精時の快感アップのために使用します。

コックリングはペニスのどの部分に装着するかによって得られる効果が変わります。例えば、ペニスの根本に装着すれば血液と精液の流れが阻害されるので勃起状態を長くすることができたり、早漏の改善につながります。

ペニスのちょうど真ん中くらいに着用すれば包皮が剥けた状態を維持することができるので、包茎改善と快感アップにつながります。特にオナホールを使用する場合、包茎の人はこのコックリングを併用することで包皮が戻ってくるのを防ぐことができるのでオナニーの快感に集中できるでしょう。性交時やオナニー時の包茎改善では一番手っ取り早い方法です。

また、陰嚢の根本に装着すれば、精液が流れるのを遅らせる働きがあるので、射精した際の快感が通常時よりもアップします。ホースから水が出ているのを、ホースを潰して持つと勢いが増しますよね。あのイメージです。

更に、これらの3パターンの装着方法を同時に叶えるコックリングも存在します。しかしそういったものは脱着が難しく、コックリング上級者向けになっています。

コックリングの目的

コックリングは主に、ペニスの根本を縛ってペニスや陰嚢をうっ血させて使用します。うっ血させる目的としては、勃起状態維持したり、血液や精液を留めておく効果があるので中折れ防止にもなります。女性とのセックスで射精障害を抱えている人にはとても有効なのです。これは物理的な中折れ防止効果はもちろんのこと、「これをつけていれば大丈夫」と思える、心理的な支えによる効果が大きいものです。また、早漏を防止するためです。EDの治療の一環でコックリングが使われることもあります。

また、女性をセックスで満足させるための使い方ができるタイプもあります。コックリング自体に小さめのバイブレーターがついていたり、突起がついていたりいるもので、挿入時にクリトリスや膣をイボや振動で刺激して快感を与えるのです。このようなタイプはパートナーがセックスに満足していない人には非常に有効です。また、女性が満足するだけでなく射精した時の快感もアップします。我慢していたものをいきなり放出するとかなりの解放感と快感を得ることができますよね、それと同じです。

他には、コックリングを装着するとペニスの見た目もかなり増大して男らしくなるので、ゲイ同士でプレイする際はコックリングを装着した状態で見せあうこともあります。男らしさを互いに見せあって自慢するのです。これは少し特殊な使い方ですかね。また、ペニスが縛られている状態はかなりセクシーなので、SMプレイの一環で使用されることもあります。これらの場合は金属やレザーでできている見た目もハードなコックリングを使われることが多いです。アクセサリー感覚で使用するのですね。

更に、コックリングは包皮を剥いた状態で装着するので包茎を改善する効果があります。剥き癖がつくので、実際のセックスの際でも良い状態を保てるわけです。そのため、包茎の人がオナニーやセックスをする際、適切に使うことで快感を高める効果があります。

コックリングの簡単な使い方

コックリングの使い方は簡単です。シングルタイプのコックリングなら、そのままペニスに装着して根本の位置で落ち着かせるだけです。しかし、完全に勃起した後は入らないようになっているので勃起する前か半勃起状態の時に装着するようにしましょう。この時包皮は根本の方向に引っ張って完全に剥いておくと良いでしょう。

ダブルタイプやトリプルタイプなどの陰嚢とペニスに同時に装着するタイプなら陰嚢からリングに通していきます。これらのタイプは勃起してない時に装着した方がスムーズです。

シングルもダブル、トリプルも、いずれも装着しにくい時は無理をしないことが大切です。もし装着しにくい場合は少量のローションを併用すれば滑りが良くなり、装着しやすくなります。

また、コックリングを外す際は勃起状態が落ち着いてから外すようにしましょう。ダブルタイプやトリプルタイプのものは装着時とは逆で、ペニスから外していき、最後に陰嚢から外します。外れにくかったら無理に外さないで更に勃起が落ち着くまで待ちましょう。

コックリングの種類

コックリングの種類は、ただのシリコンゴムでできた輪っかのものからバイブレーターなどのギミックがついているもの、ジュエリー感覚で楽しむ金属でできているもの、スリーブ状のものなど様々です。一番多いのはシリコンゴムやTPUなど柔らかくて伸びが良い素材で作られているシンプルなコックリングですが、ロープタイ(紐のネクタイです)のような形状で自在に装着できる場所を選べるものもあります。

これらは洗って繰り返し使用できるものがほとんどです。対し、ウレタンやナイロンでできている使い捨てタイプのコックリングもあります。使い捨てタイプはお手入れの手間がありません。

他には、アナルプラグとコックリングが一体になっているものもあります。(アナルプラグとはその名の通りアナルに挿入、留置して使用する栓状のセックストイです。アナル開発に使用されます。)これは前立腺を刺激しつつペニスを増大することができるので、前立腺がしっかり開発されていればより強い快感を得ることができます(男性のみにある前立腺という器官は開発によって大きな快感を得られる性感帯です)。

金属でできていて、ペニスと一緒に会陰部を覆う形のプレートがついているティアドロップ型と呼ばれるコックリングも一部の界隈では人気です。金属の重厚感、ひんやりした感触が何とも言えず、根強いファンがいるのが特徴です。ゲイ同士で使われるのはこの金属タイプのコックリングが多いです。

今回はこの数あるコックリングの中でも、特に人気があるオーソドックスなコックリングをご紹介していきます!

ノーマルコックリング

ノーマルコックリングは一番ポピュラーで良く使われているシンプルなコックリングです。バイブレーターやギミックがついていない輪っかのもので、素材はナイロンやシリコン、金属で作られているものがあります。シンプルといっても、1本のリングでできているシングルタイプと2本のリングが連なるダブルタイプ、3本のリングで構成されるトリプルタイプに分かれます。

シングルタイプは主にペニスの根本に装着して使用します。導入しやすいので初心者にもおすすめなのがこのタイプ。亀頭に装着することもできます。

ダブルタイプはペニスの根本と睾丸に装着するタイプです。シングルタイプよりも長く勃起状態を維持したり、射精を遅らせる効果があります。

最後に、トリプルタイプはペニスと陰嚢、ペニスの根本を同時に締め付けるコックリングです。この3種類の中では一番増大効果が高くなっています。しかし少し装着にコツがいるので上級者向けです。

ラビットコックリング

ラビットコックリングはうさぎの耳のようなパーツが2つついているコックリングです。片耳タイプと両耳タイプで二種類に分けられます。ローターが内臓されていてバイブレーター機能があるものとないもとがあります。いずれも、このうさぎの耳のパーツは女性のクリトリスを刺激することが目的。挿入時にクリトリスを一緒に刺激できるので、パートナーをセックスで満足させたいと思っている人に向いています。

女性の場合は中イキ(膣内でオーガズムを感じることです)よりも、外イキ(クリトリスの刺激によりオーガズムを感じること)の方がしやすい人が多いので、このうさぎ巨根リングは女性を満足させたい男性にかなり有効なのです。コックリングの効果によりペニスも大きく持続力もアップするので、相乗効果で満足度の高いセックスができるというわけです。

振動巨根リング(次の項目でご説明します)もほぼ同じ役割ですが、どちらかというとうさぎ巨根リングの方が女性のクリトリスへの快感は強いものです。また、このうさぎ巨根リングは挿入中だけでなく前戯の際にも使用することができます。うさぎの耳の部分で乳首をや首筋などを愛撫することも可能です。

コストパフォーマンスを求めたり、オナニーよりもパートナーと使うことを前提にしている場合はこのラビットコックリングがおすすめ!

振動コックリング

振動コックリングはコックリングにバイブレーター機能がついているタイプです。振動コックリングにはシングルローターが内臓されているタイプと、ダブルローターが内臓されているタイプがあり、シングルの方はラビットコックリングのように女性のクリトリスを刺激する作りになっています。対しダブルローターが内臓されているタイプは女性のクリトリスと男性の睾丸を同時に刺激できるつくりになっているので、パートナーと一緒により強い刺激を求める方はダブルローターが内臓されているタイプを選ぶと良いでしょう。

ラビットコックリングとの区別はその形状です。シンプルなバイブレーター付きのコックリングを試してみたいと思うなら、まずはこの振動コックリングから試してみることをおすすめします。

ペニススリーブ

ペニススリーブはペニスサックとも呼ばれる、ペニスに装着するカバーのようなものです。コンドームに似ていますが、0.5㎜~2㎜以上と厚みがあり、コンドームよりも膣内の刺激を抑える役割があります。また、ペニススリーブはペニスのサイズアップをより簡単に叶えます。ペニスより一回り大きいスリーブを装着することで、物理的にサイズアップを叶えることが可能なのです。

コンドームのように装着して使うものの、サイズによってはある程度隙間ができることもあるので避妊効果は望めないでしょう。そのため、避妊するならコンドームを着用した上でペニススリーブを装着した方が安心です。

スリーブ全体にイボやヒダがついていて女性の快感のために特化しているものもあります。ペニススリーブはあまり男性自身が快感を得られるものではなく、あくまでパートナーを満足させたり、セックスを盛り上げるために使うものです。ものによってはペニススリーブとバイブレーターが一体になっているものもあり、こういったタイプを選べば男性側も一緒に刺激を感じることができます。

また、亀頭だけがカバーされるつくりになっているペニススリーブもあります。このタイプはペニスの竿の部分がしっかり露出しているので、フルカバーされるペニススリーブほど快感を損なわれることがありません。

コックリングの選び方

コックリングを購入するなら、次の2点を加味して選びましょう。

  1. 自分のペニスに合ったサイズのものを選ぶ
  2. 安全な素材のものを選ぶこと

まず第一に、コックリングを選ぶ際は自分のペニスに合っているサイズのものを選ぶことが重要です。サイズが合わないと外れたり、きつく締め付けすぎてしまって外れなくなるケースやペニスが痛むことがあります。ペニスのサイズを測るときは勃起している状態でペニスの周囲をメジャーで巻いて測ります。このサイズよりも少し小さめのサイズを選ぶとちょうど良いものが見つかるでしょう。

次に安全な素材のものを選ぶことが重要です。多くのコックリングはシリコンゴムやTPUなどでできていてある程度伸びるものが多いですが、中には金属やレザーでできているものもあります。特にアクセサリー目的でコックリングを使用する場合はこの金属でできているデザインを使うこともありますが、伸縮性がないものは装着しづらい上に慣れていないと思わぬ怪我をする可能性があります。

コックリングを選ぶ際は、自分のペニスにあっていてまずは柔らかめの素材からスタートすると良いでしょう。

コックリングの注意点

コックリングは使用する際に注意しておかなければならない点が3つあります。

  1. 長時間コックリングを装着しない(目安は30分以内)
  2. 他のもので代用しない
  3. ローションを併用する

長時間コックリングを装着したままにすると非常に危険です。意図的にうっ血させて勃起状態を維持するものなので、セックスが終わって射精をした後も装着したままにしておくと血流が阻害され、最悪の場合壊疽を起こすことがあります。壊疽は体の一部が腐ってしまう状態のことを指しますが、壊疽を起こしてしまうと神経が壊れて最悪のケースだと切断、永久にペニスが使えないということも起こり得るのです。

そのため、長時間コックリングを装着するのはやめておきましょう。装着の目安時間は15分~30分程度なら問題ないとされています。

また、コックリングを他のもので代用しないように注意しましょう。シンプルなリングなのでヘアゴムや輪ゴムで代用できると思われてしまいがちですが、輪ゴムやヘアゴムはペニスに装着するためにつくられていないので思わぬトラブルを引き起こす可能性があります。

最後に、コックリングを使用する際はローションを併用すると良いでしょう。コックリングはゴムやナイロンなどの素材でできているものは特に陰毛や陰嚢に絡みやすいものです。脱着時に絡んでしまうことを防ぐためにも、肌ざわりがスムーズになるローションを併用することをおすすめします。

コックリングのまとめ

コックリングはペニスをより強化し、射精時の快感を高めたり、パートナーとのセックスをより充実したものにしてくれます。適切に使用すれば副作用もなく安全に使用することができます。

コックリング初心者の方はまずオーソドックスなシングルタイプのリングからチャレンジすると良いでしょう。また、パートナーと使用したい場合はバイブレーター機能がついていたり、イボがついているものを選ぶとより刺激的なセックスができますよ。何本か所持しておいて、シチュエーションや気分で使い分けるのもおすすめです。他のセックストイより価格も控えめなので、色々チャレンジしやすいのも嬉しいですね。ぜひ、色々探して自分やパートナーにピッタリのコックリングを探してみてはいかがでしょうか。