オナホールって何?オナホの種類と選び方、使い方を解説

男性向け

健康な男性なら、頻度の差はあれ確実に行っているオナニー。そんなオナニーをより特別に、より気持ち良くすることができるのがオナホです。今回はそんなオナホをピックアップして、『そもそもオナホの目的とは?』『オナホの選び方』『オナホの種類』などを網羅して解説しました。「オナニーでオナホを使ってみたい」「オナホにはどんな種類があるの?」「オナホの選び方は?」等、オナホに関する疑問を解決してまいりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

オナホとは?

オナホとは男性用に作られたオナニー用のセックストイで、女性の膣や口、アナルを精巧に再現されたものです。ペニスを挿入すると、実際に本物の女性の膣や口、アナルに挿入しているかのような感覚を味わうことができます。また、作りだけでなく、実際に人間の皮膚に近い肌ざわりの素材が採用されています。オナホは主にシリコーンやエラストマーなどが使われていますが、これらの素材が独特な手に吸い付いてくる柔らかさが再現しているのです。オナホの見た目は女性の身体を小さくしたものだったり、女の下半身だけだったり、ジュースの缶のような見た目など様々です。使用感は実際の女性の膣よりも気持ち良いと言う人も多々。オナホを使うことで、普通の手では味わえない特別なオナニーをすることができます。

オナホを作る技術は年々進化してきており、オナホ自体の耐久性も上がってきました。以前は一度使って洗ったらすぐに裂けてしまった…なんてこともありましたが、今時のオナホはそんなことそうそうありません。強いものだと100回以上繰り返し使用できるので、とてもコストパフォーマンスに優れています。また、オナホ自体アダルトなイメージが強いのであまりオープンに購入できませんでしたが、今はバレンタインのプレゼントだったり、デパートの催事で展示されていたりと、オナホの地位も上昇してきています。

オナホの目的

オナホはオナニーの際に、よりクオリティの高いオナニーをするために使います。男性ならオナニーはかなり身近なもので、多い人なら毎日していることでしょう。それ自体とても健康的で何も問題ありません。普通に手でオナニーをしても充分気持ち良いかと思いますが、たまにはオナニーでも他の感覚を味わってみたくありませんか?それこそ、実際の女性に近い感触だったり、女性のアナル、口だったり、そういった感触をオナニーで味わうことができるのはとても魅力的です。オナホはそんな『いつもと違う感触』を叶えてくれる商品なのです。

また、セックスをするパートナーがいたとしても、違う女性を抱きたくなることはありますよね?その時の気分で他の女性を抱くことができればそれが一番良いかもしれませんが、なかなかそう言うわけにもいきません。そこでオナホの出番です。オナホは女性の膣を精巧に再現されているセックストイなので、『違う女性を抱いている感覚』を味わえるのです!少し大型のオナホを選べばもう完璧ですね。このように、クオリティーの高いオナニーをしたり、違う女性を抱く感覚を味わうことができるのがオナホです。

オナホの使い方

オナホの使い方は簡単です。ローションをたっぷり塗ってあるオナホの挿入口に勃起した状態のペニスを挿入するだけ。この時、非貫通タイプならオナホ内の空気を抜いておく必要があります。空気を抜くことでオナホ内が真空状態になり、バキュームされている感覚を味わうことができるのです。空気を抜いてからペニスを挿入したら、後は自分の好きな強さ、好きな速度でストロークするだけです。緩急をつけたり、握る強さを変えて圧をかけてみたり、好きなように楽しみましょう。いつもの手コキオナニーがオナホによって更にクオリティの高いオナニーになります。

また、ローションやオナホはお湯に浸けて少し温めてから使うと、より人肌の温度に近くなり、リアルな感覚を味わうことができます。セックストイのヒンヤリとした感覚が嫌いな人は温めて使った方が満足度が上がるはず。また、お手入れの手間やオナホを長持ちさせたいならコンドームを併用すると良いでしょう。そのままオナホ内に射精してしまうと雑菌が繁殖しやすくなり、次回使用時に思わぬ感染症を引き起こす可能性もあります。コンドームを装着してもしなくても、使用後はキレイに洗うようにしましょう。清潔を保つことで感染症予防になり、またオナホ自体を長持ちさせることにも繋がります。

オナホの種類

オナホは大きく分けて2種類あり、貫通タイプと非貫通タイプに分かれます。貫通タイプはその名の通り貫通しているもので、筒状の向こう側が空いているタイプです。対し、非貫通タイプは向こう側が空いていないタイプのオナホです。貫通タイプは価格が比較的安価でお手入れが楽なのが特徴です。しかしその反面、実際の使用感は非貫通タイプに劣ります。貫通して反対側が空いているので、どうしても実際の膣のような吸いつく感覚を味わえないためです。非貫通タイプは貫通していないのでお手入れが少し面倒です。しかし、使用感は抜群。ストロークした際にオナホ内部の壁にペニスがぶつかるので、実際の膣壁やポルチオ(子宮口)に当たっているかのような感触を得られます。

また、使い捨てできるタイプと繰り返し使用できるタイプにも分けられます。使い捨て出来るタイプはカップにスポンジが入っていて、そこにローションが染み込ませてあるので、別途ローションを購入する手間も水洗いする手間もありません。しかし使用感はいまいちリアリティに欠ける点と、一回きりの使用になるのでコストパフォーマンスはあまり良くないものが多いです。対し、繰り返し使用できるタイプはオナホ全体がシリコンやエラストマーでできているものが多いので、使用感が良くコストパフォーマンスに優れていますが、初回の購入費用がかさむのとお手入れが必要になります。

オナホの形状は様々です。人間の形をしているかなり大型なものもあれば、女性の下半身だけを再現したもの、女性の口周りだけを再現したもの、卵の形をしていて一見オナホに見えないものなどバリエーションに富んでいます。大型のものはリアリティ抜群ですが、かさばるので保管に気を遣います。小型のものは手頃で保管も楽ですが、場合によってはリアリティに欠けることも。いくつか所持してシチュエーションや気分で使い分けるとより充実したオナニーをすることができますよ。

フェラオナホ

フェラオナホは挿入よりもフェラが好きな人に嬉しいフェラチオタイプのオナホです。女性の唇から喉の奥までを精巧に再現しており、リアリティを持たせるために歯に似せたパーツが埋め込まれているものもあります。この歯が、ペニスを挿入した時に若干擦れることで、リアルな女性にフェラされているような感覚を味わうことができます。

口周りだけを再現したものから、女性の頭部をまるまる再現したものまであり、頭部を再現したものは耳や鼻、喉も完備している完璧なつくりです。見た目こそオナホ感は否めないものの、一度使ってみたらその再現度に驚くはず。他にも、舌を模したパーツがついていて、ペニスを挿入する度にイレギュラーに動くものもあります。

フェラが好きな男性は多いかと思いますが、パートナーの女性にしてもらう時にあまり無理のあることは言えません。また、パートナーの気分が乗らなくてフェラを対応してくれないときもあるでしょう。しかし、このフェラオナホなら、セックストイなのでどんな使い方をしても大丈夫。あなたの理想のフェラを味わうことができます。

フレッシュライト(Fleshlights)

フレッシュライトシリーズはオナホの中でも一番知名度が高いオナホです。大きめの懐中電灯の形をしたケースに入っていて、ケースに装着した状態でも、外した状態でも使うことができます。使用感は結構まったりした感じで、全てを包み込んでくれるような感覚はこのフレッシュライトでしか味わえないはず。人間の皮膚にほど近い素材が使われていて、まったりとペニスに絡みついてくる感触は病みつきになること間違いなし。

持ち手側に空気口がついていて、オナホ内部の空気を抜くことでバキュームのパワーを強くする機能もついているので、刺激が強めな物が好きな人も万遍なく使えるのがベストセラーの秘密です。定番の膣、アナル、口に加えて、有名なポルノ女優とタイアップして作られているものもあり、ファンからも根強い人気があるシリーズ。

また、まったりした使用感が特徴の『フレッシュライトヴァギナ(Fleshlights Vagina)』、タイトな使い心地が特徴の『Fleshlights ST(スーパータイト)、UT(ウルトラタイト)』、内部の波打つヒダが特徴の刺激的なWW(ワンダーウェーブ)、氷のような冷ややかな見た目が特徴の『Fleshlights Ice(アイス)』、ペニスへの刺激を抑え、早漏を改善する目的の『Fleshlights STU(スタミナトレーニングユニット)』、かなり小型化されている『Fleshlights Flight(フライト)』などと、かなりバリエーションが豊富。そのため、フレッシュライトを一度購入すると、他のタイプのフレッシュライトも購入したくなる人が多いのです。

フレッシュライト初心者はまずスタンダードなフレッシュライトヴァギナから試してみると良いかも。

ハンドヘルドタイプ

ハンドヘルドタイプのオナホは、手で持ってストロークするタイプのオナホです。オナホの中では一番ポピュラーで、比較的安価な価格設定が魅力です。このハンドヘルドタイプだけでもかなり多くの種類のオナホがあり、女性の身体を小さくしたようなデザインだったり、ヘアワックスのような小さなケースだったりとバリエーションに富んでいます。小さく、見た目がカモフラージュされているタイプが多いので、オナホ初心者の人は大体このハンドヘルドからチャレンジするのではないかというくらい人気です。

実際に自分の手で持ってストロークするので、いつものオナニーにプラスαの感覚で使用することができます。ハンドヘルドのオナホの中でも使い捨てタイプと繰り返し使用タイプ、貫通タイプと非貫通タイプがあります。いずれも使用感は冒頭でお話した通りですが、自分で圧を変えたりできる分快感を調節しやすいです。

ハンズフリー

ハンズフリーのオナホは両手を使わず、床などに固定したり、壁やテーブルに接着して使用するタイプのオナホです。実際に本物の女性とセックスしているような感覚を味わうことができます。ハンズフリーのオナホは1kgを越える大型のものが多く、価格もその分高額になってきます。しかし、使い心地は折り紙付き。オナニーによりリアリティを求める人にはハンズフリーをおすすめします。

ほとんどのハンズフリーオナホは大型ですが、中には500gくらいの小~中型クラスのものもあります。このクラスのハンズフリーオナホは大体吸盤がついていて、壁や床に接着して使用します。「オナホをしまう場所に困るから小型が良いけど、ハンズフリーで使いたい!」なんて場合はこの接着タイプのハンズフリーオナホを選ぶと良いでしょう。

ハンズフリーの中には膣タイプや口タイプ(フェラタイプ)、アナルタイプと様々です。また、電気で刺激を受けられるタイプのハンズフリーのオナホもあり、そういったタイプを選べばより快適なオナニーを楽しむことができます。

ペニスの強化のおもちゃ

「ペニスが小さい」「ペニスが短い…」など、ペニスに悩みがあるなら、陰茎強化のおもちゃがおすすめです。陰茎強化のおもちゃには、ペニスポンプやペニスけん引機があります。これらは薬や手術でペニスを大きくするのではなく、物理的に伸ばす手法でペニスを増強することができるのです。

特にけん引機はイタリアのトリノの研究学者が行った研究で『実際に効果がある』と証明されているものです。具体的な使い方は、ペニスを専用器具に装着し、けん引して伸ばした状態をキープします。一日4~6時間の装着が必要になるので夜間寝ている時に装着すると良いかもしれません。この状態を続けることで、平均1.8cm、平常時2.3cm、勃起時で1.7cmもの伸長に成功したそうです。忍耐が必要な点は歯の矯正と少し似ていますね。

ペニスポンプは真空状態にした筒の中にペニスを挿入して、真空状態にしてペニスを拡大するものです。ディックストレッチャーより簡易的に使うことができますが、反面、副作用で浮腫ができることもあるので使い方に注意が必要です。

また、根本的な強化とはまた違ってきますが、ペニススリーブやコックリングを使う方法もあります。ペニススリーブはペニスに装着する厚手のカバーのようなものです。このスリーブを装着することで、物理的に大きくすることが可能です。ペニススリーブはオナニーで使うというよりかはセックスの際に役立つグッズです。

コックリングはペニスをうっ血させてサイズアップさせるものですが、こちらはオナニーとセックス両方で使うことができます。オナホから受ける刺激を物理的に軽減させるので早漏対策になりオナニーをより長く楽しむことができますし、包茎の場合は包皮を剥いた状態でリングで固定できるので、オナホの快感をより強く受けることが可能です。包茎でオナニーに困っている人はコックリングを使うことをおすすめします。

電動オナホール

電動オナホールは電気の力で動かし、刺激を与えるタイプのオナホです。手に持つタイプのオナホはなかなか『自分でしている感』が拭えなくてあまり好きではない、という人もいるのではないでしょうか。そういった人はこの電気オナホールがおすすめです。電気オナホールは自分の手では生み出せない動きや、女性の動きをしてくれるので、より刺激的なこと間違いなし。価格は少し張りますが、それ以上の価値を提供してくれることでしょう。

電動オナホールにペニスを挿入するとホール部分が自動で動き、『まるで他の誰かにしてもらっている感覚』を味わうことができます。振動、ピストン、回転など、バリエーションに富んでいる動きであなたを楽しませてくれます。また、これらの動きは本物の女性ではできないこともありますので、より強い快感を得ることができるでしょう。普通のオナホでは物足りなくなってしまった人にぜひおすすめしたい商品です。電源については電池で動くタイプ、コンセントに繋げるタイプ、充電して使用するタイプなど様々。一点だけ、電動なので振動する際にある程度の音が出るので、使用場所などを選ぶ必要があります。

オナホの選び方

オナホには様々な種類がありますが、次の3つの観点から選ぶと失敗しないでしょう。

  1. 最初は高すぎず、安すぎないオナホを選ぶ
  2. お手入れしやすいものを選ぶ
  3. 刺激が強すぎるものは選ばない

オナホのクオリティは値段に顕著に現れます。値段が安ければ安いほど作りこみが甘く、快感の感じ方も好みが分かれます。高すぎるものを購入すると、期待値が上がりすぎて思ったようなパフォーマンスを得られないかもしれません。しかし、ある程度の価格のものを選んでおけばまず失敗はありません。オナホの導入なら大体2000円~4000円くらいの価格帯が妥当です。

また、お手入れしやすいという点も重要なファクターです。使い捨てならお手入れの必要はありませんが、繰り返し使用するタイプならお手入れは必須。お手入れのしやすさでオナホの耐久性も変わってくると言っても過言ではありません。非貫通タイプならひっくり返して洗えたり、貫通しているタイプを選ぶととても洗浄しやすいのでおすすめです。

オナホの中には粗めのイボやヒダがたくさんついているものがありますが、これらは最初から使うオナホとしておすすめはできません。こういったものは刺激が強く、確かに快感を得やすいですが、最初から強い刺激のものを使ってしまうと、徐々に物足りなくなって更に強い刺激のものが欲しくなります。最初はまったりした使い心地のものから始めると良いですよ。

オナホの注意点

オナホは適切に使えばとても良いグッズですが、使用にあたっていくつか注意点があります。

  1. 必ずローションを併用する
  2. 使用後はきちんとお手入れする
  3. キツいタイプのオナホを常用しない

まず最初に、オナホはローション無しで使用しても一切気持ち良くありません。オナホ内のヒダも擦れて痛いだけです。そのため、ローションの併用は必須。この時できればオナホ専用ローションを選ぶと良いでしょう。オイル由来のローションは同じくオイル由来の素材でできているオナホを傷つける恐れがあります。

また、オナホを使用後にお手入れすることはとても大切です。使い捨てタイプなら必要ないかもしれませんが、きちんとお手入れしないとアッという間にダメになります。使用後は適切に洗浄し、乾燥させた上で不織布などの布に包むか専用ケースに入れて保管しましょう。

最後に、キツいタイプのオナホは常用しないことをおすすめします。かなりキツい刺激が多いタイプのオナホを使い続けると、実際の女性とセックスする際に膣内でイケないという膣内射精障害が起きる可能性があります。刺激が多いタイプのオナホは常用せず、『今日こそ!』という時だけ使うようにしましょう。

オナホのまとめ

オナホはいつものオナニーをより特別に、クオリティの高いものにしてくれます。手でするオナニーに物足りなくなったり、新しい快感を試してみたくなったらぜひオナホを使うことをおすすめします。適切に使っていれば何の副作用もリスクもありません。ぜひ安心してオナホを使ってみてください。