ゲイ向けのセックストイって?おすすめと使い方、注意点を紹介

男性向け

ゲイにおすすめのセックストイに興味がありますか?今回は、ゲイにおすすめのセックストイの種類や使い方、選び方、注意点などを網羅してご紹介します。ゲイ同士でセックスをする際は、セックストイを適切なタイミングで使用することでより深い快感を得ることができたり、パートナーとのマンネリ防止にもなります。また、前立腺を刺激することで女性の何倍もの快感を感じることも可能です。

一度セックストイにハマってしまうと、その魅力に取りつかれてしまってどんどん他のトイにチャレンジしてしまう人も多いのだそうですよ。しかし、男性がセックストイを使用する上で気を付けなければならないこともいくつかあるので、そちらもいくつか合わせてご紹介します。”男性ならではのより深い快感を感じてみたい”、”男性パートナーと一緒にセックストイを使ってみたい”そんな人は、ぜひ最後までご覧ください。

ゲイにおすすめのセックストイとは?

セックストイの中でも特にアナルやペニスに使うことを想定して作られているものをゲイにおすすめのセックストイと言います。ゲイの男性はセックストイをアナルに挿入したりペニスに装着したりして使うものが多く、視覚的に興奮するために女性用のセックストイよりも猛々しく、より強そうに作られているのが特徴です。

ゲイのカップルが使うセックストイで有名なのは、アナルローションやバットプラグ、前立腺の玩具などです。男性には前立腺という器官があり、開発されると女性の何倍もの快感を得られるんだとか。そのため、男性用、特にゲイに向けたセックストイは前立腺を刺激するものが多いのです。他にはコンドームなんかもゲイにおすすめのセックストイのひとつです。男性には膣がありませんから、ゲイカップルが挿入してセックスをする際にはアナルに挿入するかたちになります。アナルは毛細血管が密集していて非常に出血しやすく、コンドームを着用せずにペニスを挿入すると感染症の原因になってしまいます。

そのため、コンドームはゲイカップルにとって欠かせないセックストイなのです。このように、ゲイにおすすめのセックストイは身近なものから、少しアブノーマルなものまで様々。パートナーと使うもよし、自分一人で使うのもよし。セックストイになじみがない人は、この機会にゲイ向けのセックストイを使って新しい快感の扉を開いてみませんか。きっと、病みつきになること間違いなし。

ゲイにおすすめのセックストイの種類

ゲイにおすすめのセックストイは代表的なもので前立腺に使用する玩具でしょう。アナルを刺激して快感を得るタイプのゲイの人も多く、快感を得るためにはアナルは入念に開発する必要があります。そのため、拡張目的のバットプラグ(アナルプラグ)や、オナニー目的のアナルディルドなんかは大変人気を集めています。セックストイ販売サイトでも、ゲイ向けのセックストイの中ではかなり上位にランクインしています。

また、ペニスに取り付けるコックリングもゲイにおすすめのセックストイに分類されます。これらはいつものセックスに取り入れやすいため使用ハードルが低いのが特徴です。他には先ほどお伝えしたコンドーム、アナル用ローションも該当します。

それでは続いて、それぞれのセックストイがどんなものなのか?どうやって使ったら良いのか?詳しくご紹介します。

コックリング

コックリングは通常、ペニスの根本に装着してうっ血させ、勃起状態を維持したり、中折れを防ぐ目的で使われることが多いセックストイです。シリコンや金属、レザーなどでできていて、特に金属のコックリングはアクセサリーとしても使われることがあるのだとか。シリコンや金属をわっか状に加工してある簡素な作りのものが多く、価格も比較的安価で簡単に手に入ります。挿入しないで外側から装着するので、アナル用のセックストイよりもかなりハードルは低いでしょう。セックストイに抵抗があるパートナーに導入を提案する際はコックリングからスタートしても良いかもしれません。

ちなみに、ゲイ同士でコックリングを使用する場合、実はちょっと変わった使い方をするのです。コックリングを着用して膨張したペニスを見せあって自慢するのです。より強く男らしくなったペニスをパートナーに見せることで、雰囲気を高めあうのです。もともと男性にとってペニスは大きい方が自信がついて良いとされるものですが、特にゲイ同士だとその考えが顕著に出ます。ゲイ同士でセックスの相手を募る際、身長や見た目の他にペニスのサイズも提示することがあるのだそう。それだけゲイにとってペニスの大きさは重要なのですね。

また、中にはバットプラグと一体型になっているコックリングもあり、前立腺を刺激しながらペニスを締め付けることができるものもあるのだとか。こういったグッズは見た目がいかにもな感じなので、いつもと違う感覚を味わえておすすめです。また、ゲイ向けコックリングでも人気があるコックリングが、金属でできているコックリングです。金属の重厚感と大きなペニスがマッチして、その男らしい姿にパートナーもかなり盛り上がることでしょう。シリコンタイプよりも導入に勇気が要るかもしれませんが、セックスの良いスパイスになるのでおすすめです。

前立腺の玩具

男性のみにある器官、前立腺。前立腺は直腸と恥骨の間にあるクルミや大き目の栗くらいの大きさの器官です。多くの神経が集結していて、特に敏感な器官です。外側に出ているものではありませんので通常触れることはできませんが、直腸の一部に隣接しているのでアナルから指や玩具を挿入すれば前立腺を刺激することができるのです。(1)*前立腺は刺激することでかなり大きな快感を得ることができ、射精しないで達することができるのです。これをドライオーガズムと言い、ドライオーガズムは、ウェットオーガズム(射精して達することです)に比べて何倍もの快感を得ることができるのだそう。そのため、一度前立腺を開発した男性はその快感に虜になってしまうのだとか。また、ドライオーガズムは射精と違って一度達してもまた繰り返し感じることができるのだそう。何度もドライオーガズムを感じると、腰が砕けてしまうのではないかと思うほどの快感に襲われると言います。

前立腺の玩具は立腺を刺激するために作られているバイブレーターやディルドを指します。特にアナライザーロッソやラビリンスなんかもそのひとつ。アナルから挿入するとちょうど前立腺を刺激できるようにつくられており、指よりも簡単に快感を得ることができます。特にこの二つは前立腺を刺激するために作られているので、位置感はかなり的確。よくアナル周りをほぐしてから、ゆっくり挿入して使ってくださいね。ちなみに前立腺は開発するまでに結構時間がかかります。ゆっくり開発しないとアナル周辺や前立腺を傷めることになりかねませんので、充分注意してください。パートナーに指を使って開発してもらうのもおすすめです。

バットプラグ

バットプラグとはアナルプラグとも呼ばれる、アナルを拡張するグッズです。アナルに挿入し、そのまま留置して使用します。長時間留置しますから、便を催さないようにバットプラグを使う前に浣腸をして便を排泄しておく必要があります。アナルはそもそも最初からペニスやディルドを受け入れられるほど広くなく、アナルセックスを楽しみたい場合は誰でも拡張しなければできません。そのため、拡張目的でもバットプラグが使用されます。

バットプラグはシリコンでできているものがポピュラーですが、金属やビジューがついていてアクセサリーとして使うこともあります。中には、アナルに挿入する部分にバルーンがついていて、挿入してから空気を入れて膨らませることができるタイプのプラグもあります。しかし、こういったものはバットプラグ初心者にとって刺激が強すぎますので、まずはノーマルなタイプのバットプラグからスタートした方が良いでしょう。他にはパンツにバットプラグがついているタイプのものもあり、これは装着したまま外出したり日常生活を送る目的で使われます。アナル上級者向けですね。羞恥プレイの一環です。あえて浣腸をしてから排泄前にバットプラグを装着して、我慢をさせる…なんて使い方をすることもあるようですよ。

今自分がバットプラグを挿入しているなんて誰にも気づかれてはいけない…そんな背徳感がいつものプレイをより盛り上げることでしょう。パートナーや自分がM気質の人にはぜひおすすめしたい使い方です。訓練されると、普通に歩いているだけでドライオーガズムを感じることもできるようになるのだそうです。

アナルディルド

アナルディルドはその名の通りアナルに使うためのディルドです。ディルドはもともとペニスを模った模型のことで、シリコンやプラスチック、ガラス、金属など様々な素材でつくられています。ゲイカップル同士で使うこともありますが、多くはオナニーで自分一人で使うことが多いです。初めはバットプラグでアナルの入り口をほぐしておき、次にアナルディルドを挿入して使うのだそう。

アナルディルドは振動するタイプのものと振動しないタイプのもので2種類ありますが、振動するタイプは前立腺を責めることもできるので、前立腺開発済みの人が使います。開発する前だと”何となく気持ち悪い”感じになる人が多いです。対し、振動しないタイプはアナルだけでイク(射精する)ために使います。これを前立腺を刺激して起こす快感はドライオーガズムと言い射精をしないものですが、射精してイクことをウェットオーガズムと言います。このウェットオーガズムは通常ペニスを膣やアナルに挿入したり、手で刺激して達するものですが、アナルにディルドなどを挿入してウェットオーガズムを感じることもできるのです。男性のオーガズムひとつとっても色々な種類があるため、様々なディルドで試してみても楽しそうです。

ちなみにアナルは拡張するとかなり広がるので、物足りなくなった人は全長30cm以上にもなるディルドを挿入することもあるのだとか。そうなるまでにかなりの開発が必要なので、焦りは禁物。

アナルディルドの魅力は何といってもタチの男性のペニスを挿入されているようなリアルな感覚。ディルドの手作りキットなどを使ってパートナーのペニスの形をしたディルドを作ってみても面白いです。いつでもパートナーとセックスできる感覚を味わうことができますよ。また、セックストイ販売サイトにもたくさんのアナルディルドが販売されています。お気に入りのひとつを探してみてはいかがでしょうか。

アナルローション

アナルローションはローションの中でも特にアナルに使うことを想定されて作られているもののことを指します。アナルは分泌液が出る器官ではありませんから、ディルドやペニスを挿入する際の潤滑液として使用します。ローションは通常グリセリンやポリアクリル酸ナトリウムを使用して作られているのがポピュラーです。しかし、グリセリンはアナルに使用するとお腹の調子が悪くなることがあります。

また、ポリアクリル酸ナトリウムは水分吸収力がピカイチ。おむつや生理用品に使われるポリマーと同じ物質です。そのため、ポリアクリル酸ナトリウム主体で作られているローションはアナル内の水分を吸い取ってしまい、かえって乾燥することもあるのです。アナル内の水分が吸い取られて乾燥してしまうと、セックストイやパートナーのペニスによりアナル内が傷つく原因になりますので、避けた方が良いです。

ローションに含まれる成分の影響しやすさは人によって違いますが、ひとまずアナル用のローションを選んでおけば安心です。アナルローションとして適しているのはシリコンやオイルでできたローションです。シリコンやオイルでできたローションは粘度が高く、乾燥しづらいため持続力があります。長時間プラグを留置する際にもしっかりアナル内に留まってくれるので、使い勝手は抜群。アナルは繊細な器官なので傷つけないためにも、専用のローションを選んできちんと保護しましょう。アナル専用のローションはポリアクリル酸ナトリウム系のローションと比べて高額ですが、その分使い心地は良くなりますよ。

ちなみに、ローションはこれでもか!てくらい、たっぷり手にとって使いましょうね。アナルは分泌液が出ないので、多すぎるくらいでちょうど良いです。

コンドーム

コンドームはゲイにとって欠かせないセックストイのひとつです。多くの場合、ゲイ同士でセックスをする場合は女性役と男性役に分かれます(ネコとタチなんて言い方もします。)が、男性には膣がありませんので挿入するとしたらアナルです。ちなみに、女性役と男性役両方いける人のことをリバと言います。

冒頭でもお話しましたが、アナルは非常に繊細な器官で出血しやすいので、コンドームを着用しないと感染症のリスクが上がります。ペニスはアナルに挿入する際微細な傷ができますが、そこにアナルから出血した血液が付着して感染するのです。アナルは直腸とつながっており、直腸は粘膜なので感染源になるウイルスが付着するとそのまま感染してしまいやすいのです。(2)* 特にコンドームを着用しなかった場合、たった一度でも感染するリスクがあるので注意しましょう。

アナルセックスで感染する代表的な感染症はHIVやB型肝炎ですが、特にHIVに関しては90%以上が男性同士の性的接触によるとされる研究結果が出ています(3)* 男性には妊娠するリスクはありませんが、こういった感染症を予防する目的ではコンドームが必要不可欠です。安全にセックスを楽しむためにも、コンドームを着用することをおすすめします。

また、アナルに挿入するセックストイにもコンドームを装着した方が衛生的です。ものによってはうまくはまらないこともありますが、案外コンドームを着けてもセックストイの形は損なわれないものです。

ゲイにおすすめのセックストイの選び方

ゲイにおすすめのセックストイは、自分で使う用か、相手と一緒に使う用かで選ぶと良いですよ。自分一人で使うなら比較的軽めで操作性の良いものですし、相手に使うのであれば多少重くても相手が好きそうなものだったり、視覚的に興奮するデザインを選ぶと良いでしょう。

また、安全性も重要です。大体の製品はジョークグッズとして販売されており、使用後のけがや感染症についてメーカーは責任を取ってくれません。そのため、人体に入れても安全か?、破損の恐れはないか?など、自分でしっかりリサーチしなければなりません。リサーチの方法としては、使用者のレビューを見るのが一番わかりやすいでしょう。推奨されている使い方以外の方法で使用しようとすると破損の原因になりますので、こちらも要注意。

セックストイを衛生的に保つことも大切なので、丸洗いできる完全防水タイプだとなお良いです。アナルに挿入するセックストイも多いので、そういったグッズはなおさら水洗いできた方が衛生的です。アナルは大便が通る場所で雑菌が付着しやすいため、それを洗い流す目的です。

また、他人が使用したセックストイは使用しないことをおすすめします。パートナー同士だとまあいいか、とも思ってしまうかもしれません。しかし、仮にあなたに何か感染症があったとしたら、セックストイを使ったパートナーまで感染するかもしれないのです。それは避けたいところですよね。そういった理由から、セックストイは人物ごとに分けて使う方が良いでしょう。

ゲイにおすすめのセックストイの魅力

ゲイの男性がセックストイを使う魅力は、視覚的な興奮と圧倒的な快感です。例えば、前立腺を刺激しようとしても指やペニスだとなかなか難しいところがあるでしょう。そこに、セックストイを使うことで誰でも簡単に快感を得やすくなるのです。ピンポイントで快感を感じる箇所を刺激できるのですから当然です。また、セックストイを使ってするセックスは視覚的にとても興奮するものです。ゲイ向けのセックストイはそのデザインが男らしく、パートナーの魅力をより引き立ててくれるもの。いつもより男らしいパートナーに更に興奮すること間違いありませんよ。

ゲイ同士でセックスする場合、お互い同じ男性なので気持ち良い場所がわかりやすいという点が魅力です。そのため、セックストイを使って責める時も的確に快感を感じるスポットを探し当てることができるのですね。いつものセックスが物足りなくなってしまったゲイカップルには、セックストイを使えば二人でより快感を追及することができます。そうすると二人の絆も固く強くなっていきますよ。

ゲイにおすすめのセックストイの注意点

前立腺の開発で得るドライオーガズムやアナルセックスなど、ゲイにおすすめのセックストイはかなり魅力的です。しかし、使用する際にはいくつか注意しなければならない点があるのです。ゲイ向けのセックストイを使用する際には、次の3点に注意すると良いでしょう。

  1. 体に無理がありそうなものは使わない
  2. アナルの開発には時間をかける
  3. セックストイは清潔を心掛ける

まず第一に、体に無理がありそうなセックストイは使わないことをおすすめします。ゲイ向けのセックストイは見た目もダイナミックで、溜息が出るくらい大きく作られているものがあります。せっかくセックストイを使うなら大きいものを使ってみたい、その気持ちは大変よくわかります。しかし、アナルは繊細な器官なので無理にセックストイを挿入したりすると肛門周りが切れてしまったり、直腸が傷ついて破れてしまうこともあるのです。そのため、自分やパートナーの体に合ったセックストイを選んで徐々に開発していきましょう。

同様の理由でアナルの開発には時間をかけることをおすすめします。肛門は筋肉でできています。そのため、広がるのにはかなり時間がかかると思ってください。そもそもそう簡単に広がったら、排泄して戻らないなどの事態が起きて大変ですよね。そうならないために、肛門周りはかなり強くできているのです。

最後に、セックストイは常に清潔を心掛けることです。どんなに気を付けて使っていても、アナルに挿入したトイなどはある程度雑菌がついているものです。アナル自体が便を排泄する器官なので、便に含まれる雑菌が付着するのですね。それを、そのまま次回清潔にしないで挿入するとどうなるか?これは、感染症の原因になります。

繰り返しになりますが、アナルやアナルの内部は粘膜でできています。皮膚よりも雑菌に弱く、感染しやすいもの。そんな箇所に繁殖した雑菌がついてしまったら大変です。せっかく開発したアナルもセックスどころではなくなってしまいますよね。”無理なことはせず、清潔を心掛ける”ことが大切です。

ゲイにおすすめのセックストイのまとめ

いかがでしたか。セックストイはゲイの男性が使うとより強い快感を得ることができる上に、適切にアナルを開発することも可能です。また、快感を得るだけでなく、セックストイの刺激がパートナーとのセックスの興奮を煽り、マンネリ防止の効果も得られます。

ゲイ同士のセックスはお互いの体の構造を良く知っているからこそ、少し踏み込んだこともチャレンジしやすい傾向にあります。ぜひ、お互いの気持ち良いところを積極的に探してみてはいかがでしょうか。

使用の際にはセックストイの特性をよく理解し、無理のない範囲で使うことをおすすめします。